SBI証券から、クレカ積み立てが10万円に引き上げられる発表がありました。
クレカ積立とは
クレカ積立とは、クレジットカードを使って決済できるサービスです。
各証券会社がこのサービスを取り入れています。
SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、マネックス証券など。
これによりクレジットカードのポイントが獲得できるといったサービスです。
5月積立分から積立額の上限が引き上げられる
SBI証券より5月の積立分から積立上限を10万円に引き上げると発表がありました。
3月23日のメンテナンス終了後から設定が可能となるようです。
ポイント付与率が改悪!?
クレカ積立上限引き上げに伴い、ポイント付与率の変更も発表されました。
以前の付与率は次のとおりでした。
クレジットカード | ポイント付与率 |
---|---|
三井住友カードプラチナプリファード (プラチナ) 年会費:33,000円 | 5% |
三井住友カードゴールド(NL) (ゴールド) 年会費:5,500円(年間100万円以上利用で永年無料) | 1% |
三井住友カード(NL) (ノーマル) 年会費:0円 | 0.5% |
こんな感じでした。
これが2024年11月買付分以降は次のとおりに変更されます。
プラチナプリファードはどうなる?
プラチナは積立のみで1%なので年間12000ポイントがもらえますが、年会費が33,000円なので23,000円の損となります。
仮に300万円以上使ったと仮定すると年間24,000ポイントなのでこれでも年会費の33,000円には届きません。
この時点でプラチナの選択肢は無いですね。
ゴールドカードはどうなる?
次にゴールドです。
ゴールドは年間カード利用額が10万円未満だと0ポイントです。
10万円以上利用したと仮定すると、年間9,000ポイントがもらえます。年会費は5,500円なので3,500円分お得になります。
100万円修行を達成したあとだと9,000円分のお得となります。
100万円以上利用したと仮定すると、年間12,000ポイントがもらえます。年会費は5,500円なので6,500円分お得になります。
100万円修行を達成したあとだと12,000円分のお得となります。
修行が終わっている人であればまだまだお得な感じですね。
ノーマルカードはどうなる?
次にノーマルカードです。
ノーマルカードもゴールド同様年間カード利用額が10万円未満だと0ポイントです。
年間カード利用額が10万円以上だと仮定すると、6,000ポイントがもらえます。年会費は0円なのでそのまま6,000円分のお得となります。
結局、クレジットカードはどれがおすすめか?
今後おすすめのカードは、
プラチナは選択肢として無し。
100万円修行ができる人はゴールドカード。
100万円修行ができないひとはノーマルカードですね。
当然と言えば当然ですが、さらに年間10万円以上のカード利用がポイント付与の条件となるので、そこだけ注意が必要そうです。
SBI証券はクレカ積立では1番ではなくなった
今回の改訂でSBI証券はクレカ積立で1番ではなくなりました。
クレカ積立だけ見ると、auカブコム証券が1番でしょうか。
それでもSBI証券はまだまだNo.1ネット証券か
クレカ積立では1番では無くなりましたが、それでもまだSBI証券のサービスは1番だと思います。
ただ以前のように、SBI証券一択!という感じではなく、どの証券会社もそれほど変わらないサービスを提供しているという結果となりました。
今後はわかりませんが、新NISAも始まりその口座を移動するのは大変な手間です。
どの証券会社も他社に負けないように、努力している感じですので、どの証券会社を使っている方もそれほど危惧しなくても大丈夫だと思います。
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